目次
桜島は活火山島で、北岳と南岳の二つの火山が重なり合って形成されています。過去には何度も噴火を経験しており、直近の噴火は1914年に発生しました。この噴火によって桜島は大隅半島と陸続きになりました。
交通
桜島は鹿児島市からわずか4キロメートルの距離にあり、鹿児島港からフェリーで約15分で到着します。フェリーは24時間運行しています。
桜島を一周する観光バスは約60分かかります。始発は桜島港から9時半に出発し、A線とB線があり、各バスは30分間隔で運行されます。主な停留所には火の島恵館、彩虹桜島、桜島ビジターセンター、鳥島展望所、赤水展望広場、桜島国際火山砂防センター、湯之平展望所、桜洲小学校前などがあります。
観光スポット
桜島溶岩海岸
8時のフェリーで鹿児島港を出発し、到着後すぐに「桜島ビジターセンター」が開いていなかったため、まずは「桜島溶岩海岸」へ行きました。桜島港から徒歩約5分で到達できます。「桜島溶岩海岸」では無料で足湯を楽しむことができ、足湯は全長100メートルで日本最長です(使用時間は9:00から日没まで)。足湯でリフレッシュした後、溶岩海岸を散策し、火山噴火後の溶岩や火山植物を観察しました。
鳥島展望所
桜島溶岩海岸から徒歩約20分で「鳥島展望所」に到着しました。案内板には鳥島の歴史が記されています。鳥島は元々高さ約20メートル、周囲約500メートルの玄武岩質の小島でしたが、1914年の桜島の噴火で溶岩に覆われました。現在は新しい植物が成長しています。ここからは桜島火山の雄大な姿を眺めることができます。
赤水展望広場
鳥島展望所から赤水展望広場までは観光バスで約3分です。赤水展望広場の象徴的な建物は「叫びの肖像」で、これは2004年8月21日に行われた長渕剛の桜島オールナイトコンサートを記念して建てられました。長渕剛は鹿児島県出身で、日本のフォークソングの王とされています。このコンサートには全国から75,000人のファンが集まり、記念碑は2005年にファンや企業の支援で完成しました。
桜島物産館
赤水展望広場から徒歩約10分で「桜島物産館」に到達します。ここにはギネス世界記録を持つ桜島大根の記念碑があります(重さ31.1キログラム、胴囲119センチメートル)。冬季休業期間を除き、様々な地元特産品を購入できます。
黒神埋没鳥居
桜島港から直行バス60号線で約35分、「黒神中学前」バス停で下車します。1914年の噴火で3メートルの高さの鳥居が埋没し、頂上の部分だけが地表に残っています。この鳥居は警告のために保存され、近くには噴火後も奇跡的に生き残った大きな榕樹があります。
桜島ビジターセンター
黒神埋没鳥居を見た後、再びバスに乗って桜島港へ戻り、そこから徒歩8分で桜島ビジターセンターに到着します。ここでは桜島の火山噴火の歴史資料や桜島錦江地質公園のVTR短編(約15分)を観ることができます。レンタル自転車もあり(9:00から17:00まで、3時間以内2800円、以降1時間ごとに550円)、様々な土産物も販売しています。
火の島恵館
最後に「火の島恵館」を訪れました。ここでは地元の農産物や特産品を購入できます。いくつかの土産物を選んだ後、午後2時頃のフェリーで鹿児島市内に戻りました。
旅行のヒント
朝9時頃のフェリーに乗り、桜島ビジターセンターを最初に訪れることをおすすめします。9時半には観光バスが運行を開始するので、スムーズに観光を楽しめます。素晴らしい旅行をお楽しみください!
本文参考サイト:
【公式】鹿児島県観光サイト かごしまの旅
鹿児島県の公式観光・旅行情報サイト。鹿児島には、世界遺産や歴史スポット、桜島、温泉、魅力ある島々など見どころがいっぱい!特集、モデルコース、観光スポット、体験、イベント、グルメ・お土産、動画、宿泊、アクセスなど旅に役立つ情報が満載です。
鹿児島県観光サイト