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東京から約1時間の電車で到着する鎌倉は、日帰り旅行にも最適な観光地として人気があります。鎌倉は、京都や奈良に次いで、寺院や神社が多く点在する場所です。松柏や竹林、花頭窓、紅鳥居と青苔石段が6月の紫陽花と相まって、日本の独特の美しさを堪能できる場所です。特に明月院と長谷寺は、鎌倉で最も有名な紫陽花の名所ですが、今回は混雑を避けて別のルートを選びました。
旅行ルート
- 鎌倉駅
- 御霊神社
- 鎌倉駅
- 小町通
- 鶴岡八幡宮建長寺
鎌倉駅
鎌倉駅からスタートです。
御霊神社
江ノ電に乗って長谷駅で下車し、徒歩約200メートルで御霊神社に到着します。この神社は平安時代の武将、鎌倉権五郎景正を祭っています。紫陽花の季節には、江ノ電と青やピンクの紫陽花の風景が絶景です。神社の外では電車の通過を待つカメラマンが多く見られます。
力餅家
御霊神社から約50メートルの場所にある老舗「力餅家」では、添加物を使用せずに手作りされる「権五郎力餅」が人気です。一個100円、10個入りで750円で販売されています。
小町通
長谷駅から再び江ノ電に乗り、鎌倉駅に戻ります。鎌倉駅東口から徒歩1分で小町通の紅鳥居が見えます。ここは鶴岡八幡宮へ向かう近道で、様々な土産物や食品を販売する温かみのある小店が並んでいます。
鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮は、JR鎌倉駅東口から徒歩約10分(約800メートル)、江ノ電鎌倉駅からも徒歩約10分です。営業時間は6:00~21:00で、参拝料は無料です。平安時代末期、源義家が1063年に八幡神を守護神として祀ったのが始まりです。
若宮大路
鶴岡八幡宮の三之鳥居前から南へ延びる若宮大路は、京都の朱雀大路を模して建てられた道路で、歴史的な名所です。段葛参道は、鎌倉大将軍頼朝の正妻政子の出産祈願のために築かれたもので、春には桜のトンネルが美しいです。
建長寺
鶴岡八幡宮から建長寺までは約750メートルの距離です。紫陽花の季節は道路が混雑するため、徒歩で約12分かけて行くのが良いでしょう。営業時間は8:30~16:30で、参拝料は500円です。建長寺は日本最古の禅宗寺院で、鎌倉五山の第一位に位置します。開山祖師は南宋の僧、蘭溪道隆で、彼が建長寺を開山しました。
半僧坊
建長寺の裏山には多くの天狗像があり、相模湾の美しい景色を眺めることができます。また、建長寺の精進料理である建長汁は、寺外の店で楽しむことができます。
終わりに
鎌倉は800年前の武士文化を感じることができる歴史豊かな街です。6月の梅雨の季節には、美しい紫陽花が人々の心を癒してくれます。時間があれば、ぜひ鎌倉の治癒の旅に出かけてみてください。